クルマに起きる事故の瞬間を逃さず録画することのできるドライブレコーダー、通称ドラレコ
ドラレコを取り付ける理由としては、事故の瞬間を克明に残すことで自身に不利益を被らないことや当て逃げ、車上荒らし防止などさまざまです。
いまやドライバーの半数以上が車にドラレコを取り付けているといわれていますが、裏を返せば半数近くの人はまだドラレコを取り付けていないとも取れます。
でもドラレコといっても、種類も機能も多いし何を選んでいいか分からない。
そう思って、なんとなく取り付けを先延ばしていませんか?
当記事では、そんなあなたのためにドラレコの選ぶ指標となるポイントをあれこれ紹介していきます。
最初にも述べているとおり、ドラレコはいざという時にあなたの大切なクルマやあなた自身を守ってくれる大切な役割を担います。しっかりとポイントをおさえ、失敗しない選び方をしていきましょう。
最近のドラレコは機能も充実していて、選び方が難しいと感じるかもしれません。
そんなときのために、当記事を参考して下さいね。
私は普段の買い物でも悩みまくってる……
この記事を読めば分かること
- ドライブレコーダーを取り付けるメリット
- ドライブレコーダーの種類や機能
- ドライブレコーダーのメーカーとおすすめ商品
ふるさと納税でドラレコをGET!
好きな自治体に寄附をすることで返礼品をもらうことができるふるさと納税制度ですが、実はドラレコを返礼品にしている自治体があることをご存じですか?
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なお以下記事では、納税金額ごとに手に入るドラレコや搭載機能、各金額帯におけるおすすめのドラレコを解説していますので、あわせて参考にして下さい。
【ふるさと納税】2000円でドライブレコーダーを手に入れよう!寄附額別におすすめ機種を紹介
ドライブレコーダーを取り付けるメリット
ドラレコを取り付けることには、さまざまなメリットがあります。
以下にその一例を示します。
ドラレコを取り付けるメリット
- 事故発生時に証拠を残すことができる
早速ですが、この"事故の時に証拠を残すため"というのが、ドラレコを取り付ける理由No.1です。
なお、ほとんどのドラレコが事故前後数十秒の映像を記録できるので、事故の原因や責任の所在などについてもその場で明確にすることができます。 - 保険請求時のサポート
事故が発生した場合、ドライブレコーダーの映像は保険請求の際にも有用な情報となります。
映像提供は義務ではありませんが、提供することによって過失割合(支払われる保険金額)が変わったり、スムーズな請求処理に期待ができます。 - 安全運転のサポート
機種によっては急ハンドルや急ブレーキを記録したり、車線はみ出しや発進遅れを通知する機能が搭載されており、ドライバーの安全運転を支援してくれます。 - 駐車時にも証拠映像が残せる
駐車録画機能を備えている機種であれば、車上荒らしや当て逃げなどの抑止効果や、実際に被害にあってしまった場合の犯行時刻や犯人の特定などに期待ができます。 - いつどこの道を走っていたかを振り返ることができる
GPSを搭載している機種なら、いつ、どの道を、時速何kmで走行していたかなどの情報を記録する機能があるため、特定の日時や場所での運転履歴の確認や運転への振り返りが可能となります。 - 安全運転で保険料が割引になる
保険会社によってはドラレコを貸し出すドライブレコーダー特約というものがあり、ドラレコで取得した運転スコアが一定基準を満たすことで、次年度の保険料が割引となるなどの恩恵を受けることができます。
≫【参考】損保ジャパン:Driving!
特に重視されているのは①②⑥あたりですね。
もしあなたがもしドラレコ選びに悩んでいるならば、商品の特長や搭載機能を理解したうえで、どういった機能を重視したいかというのを考えてみるとよいでしょう。
コラム
ドラレコを付けている人は半数以上!
冒頭にて、ドライバーの半数以上がドラレコを取り付けているというお話をしましたが、もう少し詳しく触れてみます。
ソニー損保が2023年6月頃に実施した「全国カーライフ実態調査」によれば、ドラレコをすでに付けていると回答した人の割合は52.5%となり、調査依頼はじめて搭載率が半数を超えたということです。
昨今は新車にドラレコが標準装備として搭載されていることも多く、それが回答割合を押し上げた可能性もありますが、アンケートにおいて今後付けたいという回答も38.8%に上ったということから、世間のドラレコに対する関心は今後さらに高まっていくとみて良いでしょう。
将来的にはドラレコ搭載が義務化されるかも?という噂もあるため、今後の自動車業界の動きに注目です。
ドライブレコーダーのタイプ(形状)
ひとくちにドラレコとはいっても、カメラとモニタが一体型となったものや分離しているものなど様々なタイプや形状をしたものがあります。それぞれの特徴をおさえてご自身の好みやクルマにあったものを選ぶようにしましょう。
セパレート型(カメラ分離型)
セパレート型は、車両の前方に(前後カメラの場合は後方にも)独立したカメラを設置し、個別のモニターで録画映像を確認します。
カメラとモニターが分離されているので、カメラをフロントガラスの任意の場所に取り付けたり、モニターをダッシュボードや運転席側に取り付けたりなど、自由な取り付け設計が可能となります。
カメラ一体型
一体型は、ドラレコ本体にカメラが統合されているタイプです。
画角の関係上設置できる場所は限られてしまいますが、セパレート型に比べると取り付けが比較的容易で、操作もシンプルで扱いやすいのが特徴です。
特に、見た目や設置スペースなどを気にされているユーザーに向いています。
スマートミラー型
スマートミラー型は、バックミラーに取り付けることができるタイプで、後方カメラによるリアの映像を投影することでバックミラーとしての役割も果たす機能を持つドラレコです。
バックミラーに重ねて設置するので車内の視覚的な美観を損なわず、またフロントビューの視認性にも影響が出ないため、違和感なく運転することができます。
覚えておきたいドライブレコーダーの機能と選び方
ここでは、ドラレコの基本的な機能やあると便利な機能などを紹介していきます。
基準にしたい数値なども載せていますので、ドラレコを選ぶときに備えてぜひ覚えておきましょう。
録画範囲
前方のみ
前方のみを録画するドラレコです。
シンプルな構造で取り付けやすくリーズナブルなモデルも多いですが、後方にはカメラの設置がないため、たとえば後方から追突されてしまった瞬間の映像が残せないというデメリットがあります。
前後方
前方カメラに加え後方にもカメラを搭載したタイプです。
後方カメラは追突やあおり運転の対策にもなるので、人気が高く現在の主流となっています。
最初に買うならこのタイプを選んでおけば間違いはないでしょう。
前方(前後方)+車内
前方カメラまたは前後カメラに加え、さらに車内の状況も撮影できるタイプです。
車内を撮影することのメリットとしては、ドライブに出かけた時の家族との思い出を残すことができたり、事故が起きた時に自身の安全運転を証明(わき見やながらスマホをしていないなど)することがあげられます。
全方向
撮影範囲が全方向360度にまで広がったタイプです。
前後と車内の撮影はもちろん側面の撮影もできるので、横から当てられてしまったときや危険な割込み、幅寄せなどへあおり運転への対策にもなります。
録画方法
常時録画
常に録画が行われる機能です。
記録した映像データが一定の容量(SDカードの容量限界)に達すると、古いデータから自動的に上書きしていきます。そのため、振り返って見たときに気になった映像があった場合は、上書きされる前に早めに引き上げるようにしましょう。
また、"常時録画"とは呼ばれてはいるものの、エンジン停止中は録画されない点には注意が必要です。
エンジン停止中でも録画して欲しいのであれば、後述する駐車監視モードが必要となります。
手動録画
ドラレコのボタンやパネル操作することにより、任意のタイミングで録画を開始することができる機能です。
マイカー以外で発生した事故や事件(他車の事故、火災、犯罪行為など)の証拠保存や、ドライブ時の景色を残したい時などによく利用されています。
Gセンサー録画(イベント録画)
急ハンドルや急停止などの異常な挙動や強い衝撃を加速度センサー(Gセンサー)が検知した際に、前後の映像を録画する機能です。
これがないと、事故発生時の証拠映像が残せないため、絶対に必要な機能といえます。
(手動録画機能があれば残せなくもないですが、事故った瞬間に操作する判断なんてできないですよね…)
この機能は「イベント録画」ともいわれ、上書きされていく常時録画とは別の領域に保存されるため、時間が経っても映像が残り続けます。
主な録画方法は以上の3つですが、昨今のドラレコはすべて標準搭載されていることが多いです。
ただし、見たことも聞いたこともないようなメーカーの安価(廉価)なモデルだと一部機能が搭載されていない場合もあるため、ドラレコ選びの際にはスペックをしっかりとチェックするようにして下さい。
メーカーも色々あるからしっかり調べないとなのね…
画質
※画像はイメージです。
映像を録画する際の画素数です。
あまり画質が低すぎると、映像を見返したときに相手の車のナンバーがぼやけたりしてしまったりなど、有事の際に映像証拠として役に立たなくなってしまう可能性があります。
画素数については、200万画素(フルHD)以上のものを選んでおけば問題ありません。
画角
画角は、カメラの撮影できる範囲だと考えてもらえれば良いです。
つまり、画角が広ければ広いほど広範囲の記録が残せることになります。
水平画角:110度以上、垂直画角:55度以上のものを基準として選ぶようにしましょう。
全方位タイプの場合は、垂直画角だけチェックしておけばOK
HDR/WDR
※画像はイメージです。
High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)/ Wide Dynamic Range(ワイドダイナミックレンジ)となります。
⇒言葉としては別々に存在していますが、両者の明確な意味の違いはない模様。
影の部分が黒く塗りつぶされてしまう「黒つぶれ」や、逆光で照らされている部分が白くなってしまう「白飛び」を防止します。
これらは直射日光が当たる時間、明かりの少ない道路、トンネルを抜けた時などに起こりやすいため、必須の機能といえます。
夜間補正
※画像はイメージです。
夜間補正は、夜の光景を明るく鮮明に映し出す機能です。ナイトモードと呼ばれます。
SONYが開発した技術STARVISもその1つであり、中価格帯以上のモデルに多く採用されています。
先に紹介したHDR/WDRか夜間補正のどちらかが搭載されていれば、夜間の運転も安心(もちろん両方の機能も搭載した機種もあります。)
また、次項の駐車監視モードと相性が良く、夜間の長時間の駐停車にも重宝されます。
駐車監視モード
駐車監視モードは、文字通り駐車中(エンジン停止中)の衝撃を契機に録画を開始する機能です。
ドラレコを取り付けるメリットでの項目でも取り上げましたが、車上荒らしへや駐車中の当て逃げ対策として有効で、個人的には優先したい機能の1つになります。
私のマイカーにも搭載してます!
車上荒らしとか怖いもんねぇ…
GPS
GPS機能が搭載されていると、内部時計の自動調整や映像内への速度表示、自車の正確な位置の記録などが可能となり、映像証拠としての信ぴょう性が高まるなどのメリットが期待できます。
また、極めてまれな話ではありますが、一時不停止違反や速度違反などに取り締まりに対して意義を唱えるときに使える……なんてことも。
ただし、こちらは必ずしもなくてはならない機能というわけではないので、優先度は低く好みで付けることになるでしょう。
Wi-Fi
Wi-Fi機能を搭載していれば、専用アプリを経由することで、ドラレコからスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスへ映像を直接送信することができるようになります。
これにより、ドラレコからSDカードを取り出してパソコンにつないで取り込んで…という一連の手間がなくなるメリットが生まれます。
さらに、クラウドへの保存する機能を備えている機種であれば、搭載車の映像や位置などをリアルタイムで確認したり、音声通話などを行うことも可能です。
※ただし、利用には月額料金がかかる場合あり。
おすすめドライブレコーダーメーカー
ここでは、ドラレコの製造を手掛ける代表的なメーカーを紹介していきましょう。
ドラレコ市場における販売シェアはそのほとんどが日本メーカーなので、どこを選んでも安心感があります。
①コムテック(COMTEC)
コムテックは、愛知県に本社を置く自動車関連エレクトロニクス製品や放送衛星用ダブルコンバーターの開発・製造・販売を行っている企業です。
ドラレコの販売シェアは業界No.1で、高画質フルHDやHDR機能搭載モデル、駐車監視機能搭載モデル、360度カメラ、前後2カメラ対応モデルなどの多数のラインナップを取り揃えています。
売れ筋商品(ZDR035)
②ユピテル(Yupiteru)
ユピテルは、東京都に本社を置く無線通信機器メーカーです。
公用車や民間企業の業務車両など多数の取り付け実績持ち、その品質や性能は折り紙つき。
全方位720度の撮影を可能にした全天球ドライブレコーダーmarumie(マルミエ)を販売したりなど、他社にみられない機能をもったドラレコなどもあります。
売れ筋商品(Y-3000)
③ケンウッド(KENWOOD)
ケンウッド(JVCケンウッド)は、神奈川県に本社を置く音響機器・カメラ・カー用品を中心とした電機メーカーです。
ケンウッドといえばどちらかといえばオーディオやイヤホンなどのメーカーだと思う方が多いかもしれませんが、カー用品事業にも力を入れており、カーナビやドラレコにおいては特に映像美を追求しています。
WQHD画質での高精細録画を採用したドラレコは、他社を凌ぐ鮮明な映像を残すことができます。
売れ筋商品(DRV-EM4800)
④セルスター(CELLSTAR)
セルスターは、神奈川県に本社を置く自動車関連エレクトロニクス製品の開発・製造・販売を行っている企業です。
すべてのドライバーに安心と安全を届けたいという思いから、製品の工程をすべて国内工場で一貫生産することをモットーとしており、購入後の保証などアフターケアも万全となっています。
ドラレコは一体型が多いですが、地上波デジタルTVと電波干渉しにくい設計を施したスマートミラー型も高い支持を集めています。
売れ筋商品
⑤パイオニア(Pioneer)
パイオニアは、東京都に本社を置くカーナビゲーションの製造販売などを手掛ける電機メーカーです。
カロッツェリアは有名ブランドとして知られ、カーナビ部門においては業界シェア2位に君臨しています。
ドラレコは後発なのでラインナップは多くありませんが、ドラレコ、音声案内、クルマWi-Fiなど多数の機能を1つに集約した次世代型のドライビングパートナーと呼ばれるNP1がいま注目されています。
注目商品(NP1)
≫ NP1の詳細はこちら
ふるさと納税でドラレコをGET!
好きな自治体に寄附をすることで返礼品をもらうことができるふるさと納税制度ですが、実はドラレコを返礼品にしている自治体があることをご存じですか?
高性能なドラレコが実質2,000円でゲットすることができるので、購入を検討中の方は一度覗いてみると良いでしょう。
各種ふるさと納税サイトのほか、楽天市場やYahoo!ショッピングでも購入(納税)することができます。
なお以下記事では、納税金額ごとに手に入るドラレコや搭載機能、各金額帯におけるおすすめのドラレコを解説していますので、あわせて参考にして下さい。
【ふるさと納税】2000円でドライブレコーダーを手に入れよう!寄附額別におすすめ機種を紹介
まとめ ~ドラレコ選びは性能だけでなく品質や保証もチェックしよう~
今回はドラレコのタイプや機能などについて紹介しました。
ドラレコにどのような役割を求めるのか、どんな機能が欲しいのかなどをあらかじめ決めておけば、候補を絞り込みやすくなりますので、性能の項目などをあらかじめしっかりとチェックしておきましょう。
なお、ドラレコ選びの際には保証期間が長いものに注目するのも1つの手です。
⇒たとえば、ドラレコは365日クルマの中にいるため、真夏の炎天下など過酷な環境下においても故障してしまう可能性…
今回紹介した日本メーカーは品質が高く保証い長い製品が非常に多いので、1つの選び方として検討してみても良いのはないでしょうか。
ぜひあなたが満足できる1台を探してみて下さいね。
今回はここまでです。
引き続き楽しいカーライフを過ごしていきましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございました♪
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