『電気』それは人々が暮らしていくなかで欠かすことのできないインフラの1つです。
そんな電気ですが、昨今の円安や世界情勢に伴う度重なる値上げに「またか…」と、思わずため息をついてしまう人はきっと多くはないことでしょう。いまは自分で電力会社を選ぶことができる時代ですから、なかにはこれを機に乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで当記事では、マイカー保有者にもお得になるような特典がついた電力会社を4つ紹介していきます。
マイカー保有者にもお得な電力会社4選
- JAFでんき
- ENEOSでんき
- idemitsuでんき
- コスモでんき
年間30,000円節約できる?!まずは比較から始めましょう
電気代が高くなっていても、なんだかんだ見直しを後回しにしていませんか?電気代を見直すのにちょうどいい時期やタイミングはありません。あるとすれば、それは今です!電気料金を比較して適切な事業者を選ぶことで、年間で約3万円節約できたケースもあります。
まずは専用サイトで比較するところから始めてみましょう。
- 無料でシミュレーション!WEBから30秒で問い合わせ
- 賃貸/戸建てどちらのユーザーでもサービスの利用が可能
- 電気料金が安くなる場合のみプランを提案してくれるので安心確実
- 乗り換えで年間約30,000円の電気代節約実績も!
- ご成約でもれなくAmazonギフトカード1,000円分プレゼント
マイカー保有者にも嬉しい電気事業者①:JAFでんき
JAFでんきは、クルマ乗りであればみなさんご存じのJAFが展開するでんきのサービスです。提供するプランは1つだけとシンプルな内容となっています。JAFの個人会員であることが加入条件となっているため、非会員の方はまずはJAFに加入するところからスタートする必要があります。
JAFでんきのメリットとデメリット
それでは、JAFでんきを利用することにはどんなメリットやデメリットがあるのか?それぞれ見ていきましょう。
メリット①:年会費無料 or 4000円相当のポイントがもらえる
JAFでんきを開通すると、JAFの年会費が無料になるもしくはPontaポイントが4,000円ポイント分進呈されるという特典がつきます。
実質4,000円相当を年間で節約できることになるため、これは大きなポイントといえますね。
メリット②:バックがKDDIでんき
JAFでんきは、KDDI(auエネルギー&ライフ)と提携し電気を共有しています。
auエネルギー&ライフは、JAFでんき以外に、auでんきやUQでんき、ANAでんきなど数多くの事業者と提携を組んでいるのですが、これらの意味するところは、ずばり撤退(倒産)しにくいということです。
電力自由化に伴い、これまでさまざまな事業者が新電力のサービスを提供してきましたが、昨今はサービスの継続的な提供ができないなどの理由により、多くの事業者が倒産、サービスの撤退を余儀なくされました。
こうなると宙に浮くのは私たち消費者であり、また新たな事業者を探して契約しなければなりません。
安定性のある事業者を選ぶということは大きな検討材料となりえますから、そういった意味では、JAFでんきは安心ができるといえるでしょう。
メリット③:節電プログラムに参加している
JAFでんき(auエネルギー&ライフ)は節電プログラムに参加しています。
節電プログラムとは、夏や冬の電気の需要が高まるシーズンに政府が各事業者および消費者に要請しみんなで節電しよう!という試みです。デマンドレスポンスと呼ばれることもあります。
契約者は、専用ページからプログラムにエントリーし節電を実施することで、ポイント還元を受けることができます。
詳細はauエネルギー&ライフの節電プログラム特設サイトをご確認下さい。
節電してさらにポイントがもらえるのであれば、一石二鳥ですね。
メリット④:費用0円で各種手続きも楽々
JAFでんきはWEBから申し込みすることができます。また、工事に伴う費用はかからず、現在契約中の電気会社への連絡は不要、工事や切り替えの際の面倒な立会いも不要※なので、簡単に開通までもっていくことが可能です。仕事などで日中家を開けているような方にはとてもありがたいですね。
※オートロックがあるマンションでは、メーターの設置位置によっては立会いによる解除が必要(メーター交換が必要な場合のみ)
ちなみに、申し込みから利用開始までは1ヶ月~1ヶ月半程度かかります。
デメリット①:JAF会員以外は契約できない
続いてはデメリットです。
冒頭でも述べていますが、そもそもの前提としてJAF会員でない方はJAFでんきと契約することができません。
JAF入会を前向きに検討している方は、メリット①でも述べている通り一考の余地はありますが、普段からまったく車には乗らない、もしくはJAFは不要という考えをお持ちの方は、別の事業者を検討すべきでしょう。
もし、あなたがJAF入会の必要性について悩んでいるのであれば、以下の記事を参考に改めて検討してみて下さい。
デメリット②:サポート体制が整っていない
JAFでんきのサポート体制も基本はKDDIが請け負っているため、トラブルの際には「KDDIお客さまセンター」へすることになります。
ただ、正直あまり評価の良くない口コミがいくつか見受けられたため、オペレーターともトラブルにならないよう注意しましょう。
また、電気設備の修理には、大元の東京電力へ自分で電話し手配することになります。これらの対応は有償となる点にも注意が必要です。心配な方は、JAFホームライフサポートを利用してみても良いかもしれません。
デメリット③:会員更新日まで3ヶ月未満の場合は恩恵が受けられない
JAFでんきは、申し込みのタイミングが重要です。
というのも、JAF会員の更新日まで3ヶ月を切っている状態でJAFでんきと契約すると、メリット①の特典が次年度の更新まで持ち越しとなるため。こちらはJAFでんきのサイトにもしっかり書かれていますので、見落とさないよう注意して下さい。
あなたが既にJAF会員で電力会社の乗り換えを検討しているのであれば、前回の更新日(または契約日)を確認しておきましょう。
Check Point
- JAF年会費(4,000円相当)無料 or 4,000Pontaポイント進呈
- 節電チャレンジでポイントゲットのチャンス
- 費用がかからず簡単開通
- JAF会員でないと契約不可
マイカー保有者にも嬉しい電気事業者②:ENEOSでんき
続いてはENEOSでんきです。
母体となるENEOSは、20年以上も前から既に電力事業へ参画しており、企業への提供や電力会社への卸供給を行っています。2016年に始まった電力自由化に伴い、一般家庭向けへでんきのサービスに参入しました。
ENEOSでんきのメリットとデメリット
エネオスでんきにも様々な特徴があります。メリットから見ていきましょう。
メリット①:電気量料金が安い
東電(TEPCO)の一般的なプランと比較すると、ENEOSでんきは、121kWhからの電気量料金の単価が安いです。301kWhからは価格差がさらに広がります。
そのため、ペットがいて常にエアコンをつけている、家庭の様々なシーンで電化製品を使っているなどの理由で、コンスタントに電気使用量が高いご家庭は高い恩恵を受けることができるといえるでしょう。
メリット②:にねん割にするとさらにお得に
ENEOSでんきには『にねんとく2割(とくとく割)』というサービスもあります。内容は文字通り、2年契約を結ぶことで、電気量料金が更にお得になるというものです。
具体的には、1kWhあたり0.2円の割引が適用されます。さらに、2年経過後に契約を更新し3年目に突入すると、以降は0.3円の割引にグレードアップ。
ENEOSでんき公式の試算によれば、0.2円引きで年間約960円、3年目以降は年間約1,440円の節約になるとのこと。
ただしこれは、後述するデメリットと表裏一体なので、しっかりと検討してから決めることをおすすめします。
メリット③:各種クレジットカード支払いによるポイント優待あり
ENEOSでんきは、電気料金の支払い時に200円(税抜き)ごとにVポイントが1ポイント貯まります。ポイントは料金の支払いに充てることもできるので、ちょっとした節約になることでしょう。
とはいえ、200円で1ポイントでは還元率が0.5%なのでちょっと微妙……
そこで、料金支払いにはENEOSが提示するポイント・マイルをご優待 特別提携カードの利用がおすすめです。
以下カードを使って決済すれば、当該カードのポイントが最大4倍貯まります。
※提携のカードでの支払いを選択した場合は、原則としてVポイントは付与されません。
特典詳細 | ||
---|---|---|
ANAカード | クレジットカード会社のポイント移行とは別に、 さらにANAカードでのクレジット決済200円(税込み)ごとに1マイル | |
dカード | 通常100円(税込)につき1ポイントに加え、200円(税込)につき1ポイント ※DCMX、DCMX GOLDも対象 | |
TS CUBICカード | 通常1,000円(税込)につき10ポイントが15ポイント | |
LEXUSカード | 通常1,000円(税込)につき10ポイントが15ポイント | |
MIカード | 通常200円(税込)につき1ポイントが、100円(税込)につき1ポイント | |
Viewカード | 通常1,000円(税込)につき5ポイントが10ポイント | |
楽天カード | 通常100円(税込)につき1ポイントに加え、200円(税込)につき1ポイント | |
セブンカード | 通常200円(税込)につき1ポイントが、200円(税込)につき2ポイント | |
エポスカード | 通常200円(税込)につき1ポイントが2ポイント ゴールド・プラチナカードなら4ポイント |
※スマートフォンは横スクロールできます。
特に楽天カードは、公共料金の支払いに関するポイント還元について、過去に1%から0.2%に改訂(改悪)されてしまったことが話題となりましたが、ここでは実質1.5%還元になっています。
楽天カードを活かせる場が増えるため、ユーザーにとっては非常に嬉しいポイントといえるでしょう。
また、注目したいのが4倍の還元率を誇るエポスカードゴールドです。
1ヶ月の電気料金を1万円と仮定した場合、還元されるポイントは200ポイント、年間であれば2,400ポイントを受け取ることができます。