「コインパーキングが全然空いてない!」
「目的地周辺のパーキングが高すぎる!!」
「イベント会場周辺のパーキングが空いてなかったらどうしよう…」
せっかく車でお出かけするのに、目的地周辺の駐車場探しで苦戦したことはありませんか?
そんなお悩みを一発で解決できるのが、予約ができる駐車場サービスです。
代表的な駐車場予約サービスとしては、akippa(あきっぱ)や特P(とくぴー)、軒先パーキング、タイムズのBなどがあげられ、各社ごとに特色はさまざまありますが、当記事では軒先パーキングについて詳しく紹介していきます。
軒先パーキングのシステムは無料で利用が可能です。
この記事を読めば分かること
- 軒先パーキングが提供しているサービス
- 軒先パーキングのメリットとデメリット
- 軒先パーキングを使った実際の予約方法
予約ができる駐車場サービス:軒先パーキングのサービス
まず、軒先パーキングが提供しているサービスについては以下通りです。
①駐車場予約システム
冒頭で述べた「予約ができる駐車場」のシステムがこれにあたります。この予約システム使うことで、軒先パーキングが全国に展開している約3,500台以上の駐車場のなかから、自分の希望に沿った駐車場を検索し予約することができるようになります。
詳細の利用方法は、「軒先パーキングの使い方(予約の手順)」にて後述します。
②駐車場の貸主になる
自宅の使っていない駐車場や保有している空き地などを、軒先パーキングに登録することが可能です。これによって①を利用するユーザーに対し駐車場を提供する側となり、駐車料金に応じた報酬を得ることができるようになります。
※当記事では、ユーザー(借りる)側としての利用方法を紹介しますので、当項目の紹介はまた別の機会に。
軒先パーキングのメリットとデメリット
メリット
- 事前予約ができるので満車の心配がない
- コインパーキングより安くなる可能性が高い
- 最大1ヵ月日先まで予約が可能
- 各種会員への割引サービスあり
- スポーツ施設周辺に強い
- 決済方法が豊富
- 専用アプリあり
予約ができる駐車場サービスの大きなメリットは、コインパーキングと比較した時に満車の懸念がなくなることと、基本的に駐車料金が安く済むことです。この2点のメリットは軒先パーキングに限ったことではありませんが、軒先パーキングはこれに加えさまざまなサービスを提供しています。
まず、軒先パーキングはさまざまな企業と提携をしており、対象の会員である場合は割引サービスを受けることが可能です。
その一例は以下通り。
- JAF会員が軒先パーキングを利用すると駐車料金5%OFF
- ソニー損保会員が軒先パーキングを利用すると駐車料金5%OFF
- オリックスカーシェア会員が軒先パーキングを利用すると駐車料金10%OFF
また、各種スポーツイベント(野球、サッカー、バスケットなど)にも協賛しているため、軒先パーキングから試合会場の駐車場を予約することもできます。
決済方法も豊富で、各種クレジットカードはもちろんのこと、デビットカードや携帯電話料金と合算しての支払い、PayPayなどが利用可能です。
※クレジットカードはVisa/MasterCard/American Express/Diners Club/JCBに対応
※携帯電話のキャリアはdocomo、au、Softbankに対応
※公式ではApplePayに対応と謳っていいますが、現在はPayPayとなっているようです。
専用アプリについては「軒先パーキングの使い方(予約の手順)」にて後述します。
デメリット
- コインパーキングに比べて停めにくい場合がある
- トラブルになる可能性がある
- キャンセル無料が2日前まで
- サポート体制に難あり
- アプリが使いにくい
最初の2点はメリット同様、駐車場シェアサービス共通のデメリットポイントです。
シェア駐車場は民家の駐車場の貸し出しがメインとなるため、入り組んだ場所にあると把握がしにくい、現地へいったみたところ思ったよりも駐車スペースが狭く停めにくいなどのケースが生じることがあります。
また、事故によって民家(オーナー宅)を破損したり、前の借主が時間通りに出庫せず駐車ができないといった、シェア駐車場特有のトラブルを引き起こす可能性も0ではありません。
軒先パーキングをとしての1つのデメリットは、無料でキャンセルできるのは利用する2日前までという点です。
※他のサービスは前日まで。
また、サポートセンターがフリーダイヤルではなくしかも日中のみ連絡可能となっているため、例えば深夜に何かしらのトラブルが発生した場合、電話で問い合わせることができない場面が生じることになります。
そして、せっかく専用アプリがあるのですが使いにくいです。
その使い方は次項にて。
軒先パーキングの使い方
ここからは、実際にakippaを使った駐車場の予約手順について紹介していきます。
⇒今回は、スマートフォンの専用アプリを使用します。
事前にApple StoreもしくはGoogle playからダウンロードを行って下さい。
アプリを初回起動すると、使い方などが表示されるので読みながら次へ進めます。
トップページが表示されるので、まずは右下の「アカウント」よりアカウント作成を行います。
登録するニックネーム、氏名、メールアドレスを入力し、下へ進めていきます。
途中で"紹介コード"なる項目が出てきますが、これはいわゆるクーポンのようなもので、軒先パーキングと提携している企業からときどき配布されることがあります。ここはあとからでも登録できるので、特に持ち合わせがない場合は、一旦空欄のまま進めましょう。
(会員登録完了後、「アカウント→アカウント管理→クーポン」の順で登録が可能です。)
その後、登録したメールアドレスに仮登録のお知らせが届くので、記載されているURLをタップすれば本会員登録となります。
さて、登録が完了したらアプリへ戻り駐車場検索を行います。
今回は仮に「東京スカイツリー」周辺の駐車場を探すことにしますので、検索欄に入力し検索してみましょう。
すると、目的地である東京スカイツリーにピンがささり、周辺の駐車場を表示されました。ここから利用したい駐車場を選択していきます。
即アイコンは、即時(当日)利用可能となる対象の駐車場です。
※ややこしい話ですが、「空いていれば即時利用可能」というだけであって、検索した時点で空いているというわけではない模様……
画面右上の"ろうと"アイコンをタップすると、利用日や車種(サイズ)を選択することもできますが、なぜか利用できない日の駐車場も表示されてくるので、このソート機能はあまり意味をなしていません。
そのため、最初の検索結果段階にて、気になった駐車場の利用日の空きをチェックしていくような形になります。
この点については、アプリの今後の改善に期待したいところ…
今回はこちらの駐車場を選択。金額が横棒になっているのは、現時点で満車であることを示しています。
「詳細を見る」から実際に利用する日が空いているかどうかをチェックしましょう。
駐車場の詳細情報が記載された画面に遷移します。
ここでは、実際に停める場所の位置の写真や地図、オーナーからコメントなどが記載されています。
「利用日を選ぶ」横の日付をタップすると、予約状況(空満情報)のカレンダーが表示されるので、利用したい日を選択して「予約する」で先に進めていきましょう。
予約ステップに移るので、駐車条件を満たしていることや、車両情報などを選択、入力し更に進めていきます。
先の段階にてクーポンを登録していた場合は、ここ使用することが可能です。また、メリットの項目で説明した通り、保険会社の会員やJAF会員である場合は割引の恩恵が受けられますので、ここで必要情報を入力していきます。
(JAF会員の場合は、ログイン認証を行います。)
JAF会員の認証を受けると、こんなかんじの画面になりました。
注意事項として記載されている通り、割引サービスは重複して使用することができない点には注意して下さい。
今回の場合、クーポンによる500円OFFかJAF会員による5%OFFかのいずれかを選択する形になります。
先へ進めると料金の確認になります。
参考までに、上がクーポン適用、下がJAF会員適用です。
東京スカイツリー周辺のコインパーキングは最大料金1,500円前後が相場なので、1,045円は安いほうだといえます。 クーポンを利用した場合の550円であれば相当安いですね。
問題が無ければ、支払いへ進みます。
最後に、決済方法を選択します。
「クレジットカード」の場合はカード情報を入力、「携帯料金と合算」の場合はdocomoかauを選択すると各キャリアのログインページへ遷移し、決済を継続することになります。
と、ここで「ApplePay」による支払い方法が選択肢の中にないことに気が付きました。いったいなぜ…?
一旦、アプリでなくブラウザにて同手順を追い、支払い画面に辿り着いてみました。
その結果がこちら↓
そこにはPayPayがありました。
公式ではApplePayによる決済が可能と謳われていたのですが、いつの間にか(?)PayPayに変わったのでしょうか。
謎はつきませんが、ひとまずPayPayでも決済は可能ということが分かりました。ただし、ブラウザでの予約時のみ……
話を戻しまして、支払い方法を選択し先へ進めると予約が完了します。
※確認なく即座に予約完了となるので注意して下さい。
予約が完了したら、完了した旨のメールが届きます。この後、当日利用する車のナンバーを入力する必要があるので対応しましょう。
これをもって、電子チケットが発行されます。
電子チケットが発行されました。
とはいえ、当日誰かに見せるわけでなければ、印刷して車に貼っておくとか、そういった対応も必要はありません。利用明細の1つと思っておけば良いでしょう。
あとは、チケットタブから写真や地図などを参照し、利用日当日に利用(駐車)する、というのが一連の流れとなります。
まとめ
以上、予約ができる駐車場サービス軒先パーキングの紹介でした。
軒先パーキングは同業他社のakippa(あきっぱ)や特Pとよく比較されますが、軒先パーキングが優れている点は、スポーツ施設との提携によってスタジアム専用駐車場を事前に予約できること、クーポンや割引による恩恵を受けやすいことです。
スポーツイベントによる専用駐車場の予約については公式HPより参照することができますので、対象の試合を観戦する予定がある場合は、移動の手間を楽にするためにも事前に予約をしてみてはいかがでしょうか。
また、予約するためのツール(アプリ)はデメリットでもお伝えしている通り、ところどころ使いにくい場面がある感は否めませんが、クーポンによって観光名所の駐車場が500円そこそこで利用できるのは魅力的です。
なお、今回ご紹介した軒先パーキングを含めた、駐車場予約サービス7社について目的別に比較した記事と、他のサービスの特徴や使い方などについてまとめた記事がありますので、こちらもあわせてご覧いただければと思います。
【ひと目で分かる!】駐車場シェアサービス6選 | 目的別の賢い選び方を紹介!
予約ができる駐車場サービスakippa | メリットデメリットや実際の使い方を紹介!
予約ができる駐車場サービス特P | メリットデメリットや実際の使い方を紹介!
予約ができる駐車場サービスタイムズのB | メリットデメリットや実際の使い方を紹介!
それでは、引き続き楽しいカーライフを過ごしていきましょう。
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・軒先パーキング <https://parking.nokisaki.com/>