
賃貸アパートやマンションに住んでいて、マイカーを持っているあなた。
スタッドレスタイヤやサマータイヤなど、オフシーズンのタイヤはどこに保管していますか?
賃貸では選択肢が少ないし、しかもワンルームの場合は部屋の中にとてもスペースなんか確保できない……ということで、やはり、王道としてあげられるのはベランダではないでしょうか。
確かに、日常生活を送るうえで(今は使わない)タイヤをベランダに置くことは最適解だと思うかもしれません。
しかし、ひとたびタイヤ交換のシーズンになると、ベランダから室内を経由して外へ運び出さなければならず、実際やってみるとこれがかなりの時間と労力がかかることを知ると思います。
そして次に思い浮かべるのが、
「ベランダ以外でなるべく労せずタイヤを保管できる場所はないのだろうか?」
ということ。
結論からいうと、ベランダ以外の保管場所としては、他のところに預けてしまうのが最も手っ取り早いです。

HIMARO(ひまろー)です。
私もかつてはタイヤをベランダで保管していたことがあるので、交換する時の移動のツラさは身を持って知っています……
そこで今回は、ベランダ以外の保管場所として、
「トランクルームに預ける」
「ディーラーなどに預ける」
この2つの方法を具体的に紹介していきたいと思います。
助手席専門のMINAMI(みなみー)だよ。よろしくね♪
今日も車について色々教えてね!

この記事を読めばわかること
- ベランダからタイヤを移動する大変さ
- ベランダ以外のタイヤの保管場所
- 適切なタイヤの保管方法と便利アイテム
賃貸アパートやマンションでのタイヤ運びはとにかく大変!

前述の通り、普段生活するなかで邪魔になりにくいことから、保管場所の最有力候補としてあげられるベランダですが、唯一にして最大の問題点は、運び出す(または運び入れる)ときにたいそうな労力を使わねばならないこと。
だいたい、以下のような流れになります。
- ベランダから玄関までの動線を作る
- タイヤを転がす動線を養生する
- ベランダと玄関を往復する(タイヤの本数分:4回)
- (1階住まい以外の場合)階段やエレベーターを使ってタイヤを搬出する

特に大変なのは、③④にあるタイヤの運び出し。
タイヤはホイール付きで1つあたり約10kg~25kgと相当重たく、室内の移動は転がしてなんとかするにしても、タイヤを積み上げ状態から降ろす時や段差を越える時などに持ち上げなければならない場面は必ず出てきてしまうので、なんだかんだで体力が必要になってきます。
しかも、部屋が狭い場合は、家具やベッドにぶつけて汚してしまわないよう気を遣わなくてはなりません。
私がワンルームマンションの3階に住んでいたときは、養生がめんどうなので直持ちして玄関までダッシュしたりしましたが、ベランダ側に置いていたベッドに気を配りつつタイヤを持って部屋の中を4往復するというのは、はっきり言ってかなり骨が折れたものです。
それこそ「2度とやりたくない」と思ったほどに……
これ、女の人は大変…っていうか無理なんじゃないかな


エレベーターなし物件で2階以上住まいだと、男の人でも大変だよ……
気になるベランダ以外のタイヤの保管場所は?
重たくてツラい……そんな思いをできるだけせずに済む方法なんて、実際あるの?


あるにはある!
最初でも伝えた
「トランクルームに預ける」
「ディーラーなどに預ける」
この2つの方法だね。
順番に紹介していくよ。
トランクルーム(レンタル倉庫)

トランクルーム(レンタル倉庫)は文字通り、保管スペースを短~長期間的にレンタルして、自分の所有物を置いておくサービスです。
街中で、頑丈そうなコンテナがいくつも積み上げられているのを見たことはありませんか?
あれがまさしくレンタル倉庫ですが、ほかにも屋内タイプがあったりするなど、利用者の目的にあったサービスは数多く提供されています。
もちろんサービスなので利用料はかかってきてしまいますが、そのぶん享受できるメリットもたくさんあります。
トランクルームの特長
- 基本的に24時間いつでも利用することができる
- (屋内)ほとんど天候に左右されることなく出し入れが可能
- (屋外)倉庫⇔車の距離が近く、運ぶのが容易
- タイヤ以外の物も保管できる
- 盗難のリスクを大幅に軽減できる
トランクルームは基本的に24時間利用可能なので、例えば、急な降雪予報が出た場合も、すぐにスタッドレスタイヤを取り出し交換することができます。
⇒後述する店舗での保管は、営業時間外では取り出し不可だったり、取り出すにも事前の連絡が必要だったりします。
また、屋外タイプ(倉庫型)は車への搬出入が楽になりますし、屋内タイプ(ルーム型)は温度や湿度の管理が徹底されるいるため、タイヤの保管に非常に適しています。
エレベーターが設置されているので、1階以外のルームを借りたとしても、移動はあまり苦にならないことでしょう。
さらに、余剰スペースがあれば、タイヤ以外の物(車でいえば洗車用具、オイル缶、こまごましたカーパーツなどなど…)を置くことももちろん可能なので、汎用性が高いのも魅力です。
冬物のダウンとかブーツとか、あ、それから普段使わないキャリーケースとかも一緒に置いといてもらおっかな♪


(おいおい……)
タイヤを置く場所は残しといてね。
≪ Recommend
都市部をメインに展開するトランクルームを紹介!
ここでは都市部を中心にサービス提供を行っている事業者の一部を紹介します。
賃貸住まいの方はぜひ検討してみましょう。
なかにはネットからの申し込みや、長期間の利用で割引になるサービスもあります。
要Check!

- 室内専門で温度&湿度を管理徹底!
- お得なキャンペーンを常時展開中!
- 全国展開でトランクルーム数が業界最大級!
- キャンペーン利用で50~90%の超おトクな割引あり!
- インターネット申し込み割引あり!

- 屋内および屋外に多数のトランクルームを保有!
- キャンペーン対象の倉庫利用で賃料が最大6ヶ月間半額!

引っ越しシーズンに探せば空室が見つかりやすいかも!
実際、保管場所がないことを理由に、トランクルームを検討されている方はたくさんいらっしゃいます。
やっとスタッドレスに変えれた!
— け〜い🐶 (@B_IMPREZA_66) November 21, 2022
って思ったら結局こーなりますよね🤣
前はブリジストンだったけど今度はファルケンの匂いが〜w
もうタイヤ毎回実家に持って帰るの面倒だし、バイクも置くとこ欲しいからトランクルーム契約しようかな〜
家から近いとこ探してみよっと!😆 pic.twitter.com/kKrl0samAG
重たい。何キロあるんだ19インチ。タイヤを店に預けるのもアリだね。
— 柊専務@旧丸の内庁舎 (@h_senmu) April 24, 2022
今はタイヤ交換の労力を金に変えて楽してるけどトランクルームから積み込みまでの労力も金で解決しようかと。 pic.twitter.com/8JrTBTwnG5
タイヤに部屋のスペース取られるのやっぱり邪魔だからトランクルーム借りようかねぇ。2000円台で借りられるところもあるみたいだし。
— ひかたろ (@danmono_400) February 14, 2022
全く。
— ガルーダ1🍣 (@f2_t4) June 4, 2022
タイヤカバー盗むわ
冬タイヤに釘打ち刺すわ
ひとのタイヤ盗んで売ろうとするわ。
困ったもんですわ。
レンタル倉庫に預けるとしよう。
なかには友人とシェア(折半)してレンタルしているという方も。
大きめのスペースを借りてシェアすることで、1人あたりの負担を減らすというのも、1つの知恵といえますね。
ちなみに後ろのシャッターは、レイル木更津さんの貸しトランクルーム。月5千円弱で借りれる。友達とシェアして借りたんで月に2500円!
— ⚡AMA⚡@2/18もてぎJOY耐公式練習 (@ama826t) February 19, 2022
タイヤ送り先にしたり、組み換えもやっておいてもらえるから便利!
袖森走ってる方いかがですか? pic.twitter.com/MNwQZ5oMXs
カーディーラー / カーショップ / ガソリンスタンド

カーディーラーやオートバックスなどのカー用品店、エネオスなどのガソリンスタンドは、店舗によってタイヤ保管サービスを実施していることがあります。
保管可能期間は半年~1年が多いため、長期間の預け入れに向いていますが、料金は条件(タイヤの大きさや地域、保管期間)などによって変わってきます。
預ける場所によっては、サービスの一環としてタイヤの空気圧を管理してくれたりもするので、とても便利。
なお、タイヤ交換には別料金がかかる場合があるので、まずは、利用したい最寄りの店舗の情報を確認してみると良いでしょう。
コストはかかってしまいますが、保管+交換を一緒にお願いすることで、手間や労力を大幅に減らすことが可能となります。

ただし、事前に予約が必要だったり、営業時間内での利用となる場合があるので、注意してくださいね。
<番外編>さらにほかの保管場所がないかを考える
「いやできることならお金はかけたくない!もっと他にいいところはないのか?!」
という声も聞こえてきそうな気がするので、お金をかけず保管できる場所についても考えてみました。
※独断で各項目の評価とおすすめ度を(それっぽく)つけてあります。
室内
室内での保管は、直射日光が当たらず、外気に晒されないぶん保管場所としてはベランダよりも適しています。
…が、それができる人は最初からそうしていることでしょう。
というか、ひとり暮らし向けの賃貸ワンルームではほぼ無理な話です。
それに、冒頭でも触れた運び出しの労力は結局かかってしまいますので、根本的な解決とはいえませんね。
・必要な体力:★★★★☆
・必要経費 :☆☆☆☆☆
・未解決度 :★★★★★
・おすすめ度:★★☆☆☆
共用部

たまに、マンションやアパートの階段下や角部屋横の通路(行き止まり)に、私物を置いているのを見かけたことはありませんか?
その手があったか!と思うかもしれませんが、この行為ははっきりいってNGなので、やめておきましょう。
管理会社や物件のオーナーに許可を得られれば話は別ですが、私的利用はよっぽど無理だと思っておいたほうが良いです。
近隣住民とトラブルになる可能性もあります。
・必要な体力:★★★★☆
・必要経費 :☆☆☆☆☆
・モラル :☆☆☆☆☆
・おすすめ度:☆☆☆☆☆
なんの紹介だったのよ?


啓発活動的な?……笑
車内のトランク

車につける物なんだから車に置いておけばいいじゃない!
という、ありそうでなかった発想。
タイヤ交換したくなったら、トランクから積み下ろせばすぐに取り掛かることができます。
…が、メリットはせいぜいその程度。
当然ながら車重量が増加するので、燃費の悪化や、装着しているタイヤ(特に後輪)への影響は避けられず、保管費用は0円だとしても、結果として間接的に費用がかかることになります。
なので、正直おすすめはできません。
タイヤ交換を思い立って、一時的に置いておく分にはありかもしれませんが、長期間積みっぱなしにしておくのは避けたほうが良いでしょう。
ちなみに積みっぱなしにしたままにしておくと、車内がめちゃくちゃゴム臭くなるようです。
・必要な体力:★★☆☆☆
・必要経費 :★★☆☆☆
・車への負担:★★★★★
・おすすめ度:★★☆☆☆
駐車場(月極駐車場)

これができるなら前向きに検討すべき?なのが、駐車場の空きスペースでの保管です。
置き場所に困らず、しかも、タイヤ交換を思い立ったら即時対応可能という好条件。
実現できれば労力面や金銭面において相当有利になることは間違いないですが、ぶっちゃけそう簡単にはいかないのが現実。
基本的には、駐車スペースにマイカーを停めるとそれで枠いっぱいになるはずなので、そこにプラスαとなるスペース(タイヤを置く余地)などないです。
相当なレアケースなので、もしもそんな駐車場を見つけることができたらラッキー程度に思っておきましょう。
(都市部ではほぼ可能性ないかな……)
なお、屋外での保管は盗難にあうリスクが非常に高くなるので、要注意。
・必要な体力:★★☆☆☆
・必要経費 :★☆☆☆☆
・レア度 :★★★★★★★★★★
・おすすめ度:★★★☆☆
あれ、ちょっと待って?
結局お金をかけず安全に置けるような場所はベランダ以外ないってこと??


う~ん。やっぱり大きくて重たいものはどうしてもかさばっちゃうから……
お金と労力を天秤にかけて、どっちを取るかって結論になるのかな。
<おまけ>タイヤを長持ちさせるための適切な保管方法と便利アイテム
ベランダに置くにしてもトランクルームに置くにしても、タイヤを長持ちさせるためにきちんとした保管方法を心がけるようにしましょう。
まず、タイヤは横置きでの保管が基本です。
できることなら、事前にタイヤの空気圧を下げておくとなお良いですが、交換時にまた空気を足さなければならないので少々手間でもあります。
そのため、このへんは無理に実施しなくてもOK。

保管するスペースの関係上、意識せずに横置き保管している人も多いかも?
続いて、タイヤの適切に保管するためのアイテムや便利アイテムを紹介していきます。
タイヤに風通しを!タイヤパレット(すのこ)
タイヤの長持ちさせる条件の1つとして、風通しが良くしておくことがあげられます。
横置き+地面に直置きすると、特に1番下のタイヤに錆やカビが発生しやすくなってしまうので、専用のパレットやすのこを敷いて、風の通り道を作ってあげると良いでしょう。



紫外線や雨から守る!タイヤカバー
ベランダなどの屋外でタイヤ保管する場合、タイヤカバーは必須です。
タイヤはゴムなので紫外線に弱く、また、雨に濡れるとホイール部分に錆が発生してしまう可能性があるためです。
前出のパレットと併せて準備しておくと良いでしょう。
最初はお手頃なカバーから試してみても良いですが、屋外で保管するときは、雨風に常時さらされるということを忘れてはなりません。
私もカバーをかけていたことがありますが、台風が来た日に強風で破れてしまいました。
こうなると買い直しは免れないため、気にされる方は、丈夫な素材が使われているものを選ぶようにしましょう。

あると意外に役に立つ?大手のポリ袋
ぶっちゃけタイヤは汚いです。
地べたをずっと転がされて走ってるので当たり前といえば当たり前なのですが、これを持って運ぶにしろ、転がして運ぶにしろ、室内で家具や壁にあたってしまうと一瞬で汚れてしまいます。
そのため、タイヤ1個がすっぽり入るような大手のポリ袋があると便利。

私がベランダで保管していた時は、ポリ袋に入れ、そのうえからタイヤカバーをかけてました!
こうすることで、内側の汚れはビニールが、外側の汚れはタイヤカバーが守ってくれることになるので、室内を通過する時に汚れを気にする必要がほぼなくなります。
持ち運びが楽になる?!タイヤバッグ(取っ手付きタイヤカバー)
もしも私がもっと早く見つけていたら、絶対買っていたであろうアイテムがこれ。
タイヤカバーに取っ手が付いたことで、カバーをかけたまま持ち運びを可能にしたタイヤバッグです。
腕っぷしに自信がある人は両手でも持ってしまえば、かなりの時間短縮になることでしょう。
ベランダ保管の場合は、このカバーをかけたうえで前出のタイヤカバーをかけてあげれば、水濡れや汚れを気にせず持ち運ぶことができるようになります。


車への移動を1度に!運搬用台車
賃貸マンションやアパートでは、玄関から車まで距離があるパターンが多いのではないでしょうか。
屋内型のトランクルームでも、借りる場所によっては、保管スペースから車までの距離が少々遠かったりすることもあります。
この場合において、タイヤを1個1個移動させるのはハッキリ言ってあまりにも時間効率が悪すぎる(というかめちゃくちゃダルい)。
ということで、台車使ってすべてのタイヤを1度に運んでしまいましょう。

台車があれば、女性でもラクラク運べるね。

ちなみに、台車は「静音」と書かれているものがおすすめ。
私もかつてそのへんのホームセンターで買った(やっすい)台車を使っていたことがありますが、マンションの共用部で動かすと「ゴロゴロ」という台車のタイヤの音がフロア中にこだましてとにかくうるさいです。
たとえ昼間であっても、近所迷惑にならないだろうか?と気を揉んだほどなので、購入の際にはぜひ静かな台車を選んでほしいところ。
まとめ ~ベランダ以外は"他の場所に預ける"方法がベスト!~

以上、賃貸におけるベランダ以外のタイヤ保管方法についての紹介でした。
繰り返しになりますが、タイヤをベランダ以外にベストな保管方法は、他のところに預けてしまうことです。
今回紹介した2つの方法、「トランクルームに預ける」「ディーラーなどに預ける」についてメリットをおさらいしておきましょう。
(ちなみにデメリットはお金がかかることくらいです。)
トランクルーム(レンタル倉庫)
- 時間を気にせず利用ができる
- タイヤ以外の物も保管できる
- (屋外)タイヤの搬出入が楽になる
- (屋内)温度湿度管理によりタイヤが長持ちする
- 盗難リスクが大幅に減る
ディーラー / カー用品店/ ガソリンスタンド
- 自分でタイヤを運ぶ必要がなくなる
- タイヤを適切に管理してくれる
- 交換もお願いできる
預け入れるメリットはたくさんあるので、ぜひ一度検討してはいかがでしょうか。
トランクルームは、預け入れる品物の無料引き取りや室内管理が徹底しているキュラーズがおすすめです。

自分にあった保管方法や場所を見つけて下さいね!
≪ Recommend
「新しいタイヤを買いたいけど、保管場所に悩む……」
という方は、オールシーズンタイヤやタイヤチェーンの購入を検討してみても良いでしょう。
- オールシーズンタイヤは、少量の降雪、積雪であれば問題なく走行することができます。
⇒あまり雪の降らない地域(首都圏や都市部)の方におすすめです。 - タイヤチェーンは、チェーン規制がかかっている道路に対応できます。
⇒冬場、山間部などにお出かけする際に1つ持っておくと便利。
≪オールシーズンタイヤ≫

【有名メーカーのタイヤが安い!】フジ・コーポレーション

【豊富すぎる品揃え!】AUTO WAY(オートウェイ)


【購入と同時に取り付けも予約できる!】TIREHOOD(タイヤフッド)
≪タイヤチェーン≫



今回はここまでです。
引き続き楽しいカーライフを過ごしていきましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございました♪

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