毎年5月頃になると送られてくる、自動車税の納税通知書。
現在、自動車税を納付する方法は数多く用意されており、銀行窓口やコンビニでの現金決済をはじめ、クレジットカード、スマホ決済、インターネットバンキングなどさまざまです。
手元に納付書があるのでついついコンビニに走って支払いを済ませちゃうこともあるかもしれません。しかし、実は現金よりもちょっとだけお得になる支払い方法があることをご存じでしょうか?
それはズバリ、電子マネー決済です。
ここでいう電子マネー決済とは、納税通知書に記載されているバーコードやQRコードをスマホのカメラや専用のアプリ(ペイアプリ)で読み取り納付することを指しますが、このとき使用するアプリによってはポイントの還元を受けることができるなど、電子マネー決済にはメリットがたくさんあります。
当記事では、そんな電子マネー決済のメリットやポイント還元があるアプリなどについて詳しく解説していきます。
お得な電子マネーでの決済方法を使って、自動車税という出費に沈みがちな気持ちを明るくしていきましょう!
自動車税は高いもんね…でもその分、還元に期待できるのかな?
この記事を読めばわかること
- 自動車税の支払いに電子マネーがおすすめのワケ
- 自動車税の納付に便利なペイアプリ3選
自動車税の支払いは電子マネー決済がおすすめ!その理由は?
冒頭で少し触れていますが、では、自動車税の納付を電子マネーで決済することによって一体どんな恩恵が受けられるのかを、理由も交えて紹介していきます。
①銀行やコンビニに行かなくて済む
自動車税を現金で支払う場合は、最寄りの銀行窓口やコンビニへ支払い行かなければなりませんが、これに対しキャッシュレスにて決済する場合は通知書のバーコードやQRコードをスマホで読み込むだけでいつでも納付を完結することができるため、わざわざ外に出る必要がなくなります。
※キャッシュレス決済はスマホでの電子マネーのほか、クレジットカード、Pay-easyなどがあります。
なにより、この方法で決済すると自動車税納付が1~2分で完了するので、とにかく楽ちん&スムーズです。
対応の窓口が自宅から遠かったり、時間がなくてなかなか出かけることができない人におすすめできる方法といえます。
②電子マネーで決済すると手数料がかからない
キャッシュレスでの支払いにはクレジットカードもあるとお伝えしましたが、クレジットカードの場合は手数料がかかることには注意しなければなりません。
⇒クレジットカードによる支払いでもポイントによる還元が受けられる場合があるため一概にデメリットだとはいえませんが、手数料は自治体によって、ポイント還元率は使用するカードによってそれぞれ異なるため、還元されるポイントと手数料を差し引きしてプラスになるのかマイナスになってしまうのかを計算する必要があります。
いっぽう、電子マネー決済の場合は手数料がかからないため、手持ちのクレジットカードの還元率に期待ができない場合であれば、電子マネーを優先して使用したほうが良いでしょう。
③使用するアプリによってはポイントを獲得できる
いまや自動車税は数多くのバリエーションにとんだ電子マネーのアプリ(ペイアプリ)にて納付することができます。これも自治体によって取り扱いは異なるのですが、例えば、PayPayやLINEPay、楽天ペイ、auPAY、d払いなどがあげられます。
さらに電子マネー決済がオススメできるポイントとしてあげられるのが、現金決済や一部のキャッシュレス決済とは異なりポイント還元を受られることです。
(クレジットカードでもポイント還元は受けられますが、②のとおり手数料がかかるため一長一短)
PayPayなど一部アプリは、自動車税納付によるポイント還元がすでに廃止されてしまっていますが、ポイント還元に期待ができるアプリはまだまだ存在します。
では、具体的にどのアプリでどんな方法を使えばお得になるのか?それについては、次項から詳しく解説していきましょう。
ポイント還元が受けられるお得な電子マネーはこれ!
自宅で自動車税が納付できて手数料もかからず、それでいてポイントを獲得できるのであれば、これほどいいとこどりなことはありませんよね。
ここからは、お得なポイント還元を受けることができるペイアプリを3つ紹介していきます。
①楽天ペイ
まずは楽天ペイです。
楽天ペイは、楽天カードから楽天キャッシュへのチャージするとチャージ金額の0.5%、支払いをチャージ残高で行うと1.0%、合計1.5%の楽天ポイントが還元されることをウリにしているサービスとなっています。
前述したとおり、自動車税を電子マネーで納付する場合、一部アプリはポイントの還元がされません。
そしてそれは楽天ペイも例外ではないのですが…あくまでそれは支払いの時に限っての話。
楽天ペイの場合、支払い時に1.0%分のポイント還元は受けられなくなってはしまうものの、キャッシュへチャージした時に発生する0.5%分のポイントは変わらず還元されます。つまり、自動車税×0.5%のポイントをゲットすることができるということです。
たとえば自動車税の支払額が36,000円だった場合、楽天ペイにて36,000円をチャージすれば、180ポイント獲得することができるといったかんじですね。
ただし、チャージによる0.5%のポイント還元を受けるには楽天カードからチャージすることがマストとなっています。その他のチャージ方法では還元が受けられませんので注意しましょう。
楽天カードは年会費無料で作成することができます。また、5,000円相当以上のポイントが必ずもらえるので持っておいて損はありません。
楽天ペイによる1.5%という高水準のポイントバック恩恵もあり、今回のような税関係のみならず、日常使いにも非常に適しています。
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また、楽天ペイでは抽選でチャージした金額が楽天ポイントとして全額キャッシュバックされるキャンペーンや、自動車税を含む公共料金の支払いによって全額キャッシュバックされるキャンペーンが定期的に開催されています。
キャンペーンにおけるチャージ方法は必ずしも楽天カードである必要はないため(現金によるチャージなども有効)、楽天カードを持っていない場合でも積極的に利用していくことをおすすめします。
キャンペーン参加にはエントリーが必須なので、必ずエントリーしてから支払いをするようにしましょう。
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②auPAY
続いてauPAYの紹介です。
auPAYも楽天同様、auPAYゴールドカードというカードを使って電子マネーをチャージすることによって1.0%分のPontaポイントが還元を受けることができます。単純に楽天ペイの倍のキャッシュバックに期待できるというわけですね。(支払いによる0.5%の還元は自動車税のためなし)
ただし、auPAYゴールドカードは年会費11,000円かかるため、自動車税支払い以外にも普段からこのカードを積極的に活用できる環境でなければ、お得感は薄れてしまうかもしれません。
そんな時は、auPAYでも実施しているキャンペーンを活用していきましょう。
随時開催しているのが、たぬきの抽選会です。
こちらも楽天同様、auPAYゴールドカードを使わない別の方法(他のクレジットカードや現金、銀行口座など)でチャージし支払いをした場合でも抽選対象となるため、自動車税納付をする前に日付をチェックしておくと良いですね。
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③ファミペイ
3つ目は、大手コンビニチェーンファミリーマートが展開するファミペイです。
ファミペイで自動車税を支払いした場合、1.0%+10ポイントのポイント還元に期待ができます。
ちなみに、付与されるのはVポイントではなく、FamiPayボーナスというまた別のポイントとなります。
具体的な条件としては、①クレジット機能付きのファミマTカードでチャージすること ②翌月払いに設定すること この2点です。1つの条件につき0.5%の還元が受けられ、自動車税を含む公共料金の支払いをすると、1件につき10ポイントの追加ボーナスが入ります。
ここで着目したいのは、これまで紹介した3つのペイアプリのなかでは、唯一、自動車税の納付(支払い)でポイント還元が受けられるということです。
例えば、ファミマTカード以外のクレジットカードでチャージしても、翌月払いの設定ができていれば納付時に支払った金額の0.5%分の還元を受けられることになります。これは楽天ペイやauPAYにはない特徴ですね。
①②の条件を2つとも満たすためには、クレジットカード発行と、翌月払い設定のそれぞれに審査を通過する必要があります。そのため少々条件がキツいとかんじるかもしれません。
しかし、一度満たしてしまえば支払金額に対し1.0%+10ポイントというauPAYに匹敵する強力な恩恵が受けることができるため、やってみる価値はあるといえるでしょう。
⇒先ほどと同じ自動車税額(36,000円)で考えた場合、ファミペイ決済によって付与されるFamiPayボーナスは360+10の370ポイントとなります。
なお、ファミペイもキャンペーンを随時行っているため、利用前には要チェックです。
ちなみにファミマTカードも普段使いに優れており、特にファミリーマートでは、ファミマTカードからファミペイにチャージし支払うことで最大1.5%ポイントが還元がされます。
アプリの名の通り、ファミリーマートをよく利用するという方にはおすすめです。
ファミマのアプリ「ファミペイ」
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専用のカードを持っていなくても、キャンペーンには参加しておけばポイント還元に期待できるんだね♪
電子マネーで支払うときの注意点
電子マネーで決済することでお得になることを紹介してきましたが、注意しなければならない点もいくつかあります。
ただし気を付けていればほぼ回避できることなので、必要に応じて対策を取れるように準備しておきましょう。
①領収書や納税証明書が発行されない
キャッシュレスで決済すると、納税通知書と一緒になっている領収書や納税証明書の日付印の欄に領収したことを示す押印がされないため、証明書として使用することができなくなります。
とはいえ、現在は普通車、軽自動車ともに車検において納税証明書の提出が不要になっていることから、納税証明書を求められる場面も限られてきているため、あまり憂慮するようなことではないといえます。
以下に、納税証明書が必要となる例を紹介します。
納税証明書が必要になる場面
- 自動車税を納付した直後に車検の予定がある場合
通常、納付情報がシステムに反映されるまで3~10日程度かかります。反映前に車検を通そうとするとNGとなる可能性があるため、これを回避するために納税証明書が必要となります。 - 自動車税を納付後に引越しと車検の予定がある場合
自動車税を納付した年に引越しを行い、さらに引越し先で車検を受ける場合においては、前住所での納付状況が確認できない等の理由により、納税証明書の提出を求められる可能性があります。 - クルマを売却する場合
必須ではものの、売却後のトラブルを回避する目的などにより買取業者から提出をお願いされる場合があります。
都道府県によって状況は異なるため、上記以外にも納税証明書が求められる場面が出てくることがあります。必要に応じて、自治体に確認するようにしましょう。
可能性として1番がありそうなのはクルマの売却ですね。
もし、これらの条件に当てはようであれば、その年の自動車税は納税証明書が受け取れる金融機関の窓口やコンビニで納付するようにして下さい。
なお、既に支払い済みで手元になかったり、あるいは紛失してしまった場合であっても、納税証明書は税事務所にて再発行することができます。
②期限を過ぎるとバーコードが使用できなくなる
バーコードに記載されている期限を超過するとそのバーコードは使用できなくなってしまうため、キャッシュレスでの決済、さらにはコンビニでの支払いもできなくなります。
その場合は、銀行窓口や各都道府県の税事務所まで出張る必要があります。注意しましょう。
ただ、そもそも自動車税の納付期限を超過してしまうと、督促状が届いたり延滞金が発生したりなど何も良いことはありません。納税通知書が来たら早めに納付することとを心がけ、うっかり忘れることのないようにすることが1番です。
もし納付を先延ばしにする場合は、支払う日を決めておいたり、カレンダーに書いたり、リマインダーを仕掛けておくなどの対策をしておきましょう。
なお、納付期限は例年5月末日と定められています。
時間が経つと納税通知書をどこにしまったのか忘れてしまうリスクもあります。
早めに行動していきましょう!
③チャージ上限により金額が不足する可能性がある
総排気量の高いクルマはそれに比例して自動車税の金額が高くなっていきますが、あまり高額になってしまうと、電子マネーをチャージしようとしたときに1日(場合によっては1ヵ月)の上限に引っかかってしまい、納付するだけの金額をチャージしきれない可能性があるため注意が必要です。
今回ご紹介した各社電子マネーのチャージ上限は以下とおりです。
特に注意したいのはファミペイで、他のクレジットカードでチャージする際の上限が20,000円となっています。
登録できるカードもJCBブランドのみなので、ファミペイの利用を検討している場合はこの点も十分考慮して下さい。
いっぽうで、楽天ペイは上限が高く使いやすいといえますね。
楽天カード以外のクレジットカードではチャージできないのがややネックですが、楽天カードは年会費無料と使い勝手が良いなのでにあまり気にする必要はないでしょう。
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まとめ ~電子マネー決済で自動車税の支払いを少しでもお得に!~
自動車税の支払い方法は電子マネーがおすすめであることとその理由、そしておすすめのアプリについて紹介しました。
電子マネーで納付する際のポイントをおさらいしておきましょう。
電子マネー決済のポイント
- 外に出ることなくいつでもどこでも納付できる
- 数分で納付できる
- 手数料がかからない
- 使用するアプリによってはポイント還元がある
- 納税証明書は発行されない
- 期限が過ぎると電子マネーでは納付できない
- チャージ上限に注意が必要
続いて今回紹介したアプリの特徴のおさらいです。
見てのとおり、使用するアプリによって獲得できるポイントの種別は異なります。
楽天市場などをよく利用するのであれば楽天ペイ、ローソンなどをよく利用するのであればauPAY、ファミリーマートをよく利用するのであればファミペイといった形で、あなたの生活圏で使用できるペイアプリを選べば、還元されたポイントをうまく活用することができるでしょう。
自動車税は毎年納めなければならないものであり、1番安い軽自動車税であっても1万円はかかってしまう大きな出費イベントでもあります。
この負担を少しでも緩和するためにも、今回ご紹介した還元に期待できる電子マネー決済での納付方法をぜひ試してみて下さい。
ちなみに、住宅をお持ちの方は固定資産税も同じ方法で納付が可能です。
固定資産税は自動車税よりも高額である場合が多いので、チャージ等による還元にもより期待ができます。あわせて覚えておくと良いでしょう。
◆おすすめは年会費無料の楽天カードと楽天ペイ
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楽天ペイ
Rakuten Group, Inc.無料posted withアプリーチ
今回はここまでです。
引き続き楽しいカーライフを過ごしていきましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございました♪
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■各種出展
・楽天ペイ公式サイト <https://pay.rakuten.co.jp/>
・auPAY公式サイト <https://aupay.wallet.auone.jp/>
・ファミペイ公式サイト <https://www.family.co.jp/famipay.html>
・アプリーチ <https://mama-hack.com/app-reach/>